全ての人への配慮がある文章なんて書けないさ。目の前の人、一人の心に寄り添うことが、案外と自分の心に錨を下ろす作業になるかもよ。(いつかの私へ)

久しぶりに体調絶不調で迎えた年越しでしたが、昨日やっと、いつもお世話になっている色んな方へのご挨拶を終えることができて、今の自分の足りなさを実感してマイナスな気持ちになっちゃった物事も終えて、

今朝目覚めてからは、やっと気持ちが静かに落ち着いてきているのを感じています。

毎年の年末年始、みんなが1年の振り返りとか新たな年の決意を投稿してFacebookのタイムラインが熱いしっかりした内容で埋まる中で、私はいつも自分のことは棚にあげて、そんな勢いづいたヘビーな文章たちを、ちょっとげっそりしながら眺めていて。

今年も、わお〜‥、みんなすごいけど、ちょっと私は今は読む元気ないなぁ‥、となってしまっていました。

体や心の調子がよくないときって、頭の余裕もなくなりがちですが、私は 3年前に脳損傷を経験して高次脳機能障害をもって以来、毎日がそんなキャパ撃狭の生きづらい世界で生きている感じがします。

そんな状態の私が、なんだか疲れちゃったモードのとき、今でも心を真ん中にもどすために読む記事、4年近く前ののぶおかさんの文章を、誰かの心に届けばと思い、シェアします。

SNS時代に生まれた幸せと、距離を置きたくなる気持ち。

2019-04-10

– – –

多くのものが受け取れる時代になりすぎて
ページ(更新ボタン)をめくれば、
喜怒哀楽が目を回してしまう。

どの色でもない感情といいますか
全ての人への配慮のある文章など
書けるものではないのだなと
書きながらしみじみしてみたり。

目の前の人、一人の心に
寄り添うことが
案外と自身の心に錨を下ろす作業に
なるのかもしれませんね。

– – –

みんなが、健康に、楽しく笑って毎日を過ごせる1年になりますように!


↑後日転載。このFacebook投稿を書いたのは友人の家でお泊まりした朝で、謎の寒気に震えながら色んな疲れで気持ち的にも参り気味だったのですが、その夜からしばらく高熱など続き、1年ぶりの石垣島マラソン出場は叶わず😢

年始からゆっくり心身を休める時間をもらいました。

体調を壊したり、何かよくないことを起こしてしまう前に、無理していることに自分で気づいて早めに生活を整える習慣を身につけよう、と事故から学んだつもりでいたけど、現実社会でそれを実行して生きるのはとても難しいんだなと実感している、社会復帰からもうすぐ1年を迎える高次脳機能障害者の記録。


以下、その後の家族や友達との会話メモ記録

・自分の調子は自分しか分からないし、人の心に寄り添うことも、自分自身に余裕ができて初めてできる。環境や周りの人の引力に振り回されなくてOKで、ときには完全に情報をシャットアウトするとかでもいいし、いつでも自分で納得できる道を選びながら、楽しく人生を歩んでいこう。

・仕事でもプライベートでも、自分の心を消耗させてまで頑張らなきゃいけないことなんてないし、家族や大切な存在に無理をかけてまで頑張るべきことなんて、何もないよ。

社長とか、組織のトップの人とかは、たくさんの人の人生に責任を持っていて、そんな自分勝手な判断や考え方はできないんだろうなぁ・・・と、身近な存在を通してよく感じるここ最近。何か叶えたいものとか見たい未来の景色があるって、すごいなぁ。私もまたいつか、そういう日常ではない離れた世界に、喜びや楽しさを見出すようになっていくのかな?

今は、世の中をよくしたいとか地域をよくしたいよりも、目の前の1人を幸せにすることが、私の大事にしていたいことだと思うようになった。

これが、事故前後の変化のなかで多分1番大きなもの。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜