まずはこちらの写真や動画たちを見てみてくだせ👇

(テキストはこのあと転載してます)

 

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前盛 よもぎ(@yomo_mebure)がシェアした投稿

車体の説明など

(ここからSNS投稿文の転載です)

最近私がお世話になってる電動三輪車のこと、既にどこかでたまたま会ったりして面白がってくれた人たちには話してきましたが、見かけたー!気になってたどー!という方や、写真見てなんだこれと興味もってくれる島内外の方々へ、ご紹介させてください。

私が乗っている三輪車は、EVトゥクトゥクという、ガソリンを使わない、完全電動(自宅の家庭用コンセントから充電しているよ)の、要普通免許の自動車です。

今の私は、脳の障害の影響で 物との距離感を掴むのが苦手だったり、身体機能的にも瞬発力が低くなってたり、状況次第で臨機応変に適切な判断をするというのが苦手なので、運転復帰はまだまだ先のことになるだろうと思っていました。

退院して島に帰ってきてから今までは、バイトや人との予定に出かけるときは、どこにでもバスを乗りこなしながら(私の家は島の中でも不便な端っこのほうにあり、乗る距離が長く 乗る頻度もかなり高いので、障害者手帳に助けられてます🙏)てくてく歩いて行っていて、それが体のリハビリとしてもいいことだなと感じていましたが、

最近は島の夏が本気でやってきて、どこのバイト先でも、職場に着く頃には疲れ果てている、みたいな状態が続いてしまい、この乗り物をお試しで1ヶ月レンタルさせてもらうことにしました。

(無事にスムーズに活用していけるようであれば、もっと長い期間のレンタルや購入も考えています)

乗ってみて思うのは、このEVトゥクトゥク、走行中の音がとても静かで、石垣では鳥の声や波の音が 歩いているときのように聞こえてくるし、海風や畑の土の匂い、植物の匂いも濃く感じられて(歩いてたときは、暑くて疲れ切っちゃって、そんな自然の匂いを楽しむ余裕とかなかった)、とても気持ちいい乗り物だなというのが、素直な感想です。

コンパクトな車体なので、車外のいろんなものとの距離感やサイズ感も認識しやすく、屋根あり・背もたれあり(私は事故後からすごく首が疲れやすくて不安定なので、背もたれあるのはとても助かる)・左右は壁なしなので、本当に車とバイクの間くらいの乗り心地で、駐車場所とかに困ったこともありません。

最高速度40キロで、屋根あり・壁なし・ノーヘルなので、雨季が長くて年中あっつい石垣島でも、安全に心地よく移動ができます。

今は、他の車ともあまり出会わないような静かな野底の道や、白保ののどかな集落内でしか、運転してませんが、今後もう少し色んなことに注意を向けられるようになってきたら、少しずつ行動範囲を広げていこうと思っているので、皆様もしどこかの道で見かけた際には、どうぞ胸の内で静かな声援をよろしくお願いします🙇

‍(急に大きな音量で声をかけてもらったりすると、自分でもわざとかよて突っ込みたいくらい、大袈裟にびっくりしてしまうので、特に運転中は集中していて危なっかしいと思うので、そっと見守って頂けるとありがたいです🙏)

1枚目の白の車体はトライアルで体験したときのものですが、今日常的に乗っているのは青の車体の方です。父の軽トラとお揃いカラーになりました☺️

写真や動画は、三輪車のスピードとか雰囲気が伝わるものとか、あとは地域の人が家まで見にきてくれてる様子とか、お世話になってる人たちに後ろに乗ってもらって私の運転で一緒にドライブしたりしてる様子です。(私が運転復帰した夜は、前向きな運転復帰を祝して、家族で乾杯しちゃいました🍻)

これからも、安全運転で、焦らず自分のペースで、事故後からやめていたことや、今までの自分が積み重ねてきていたことに、もう一度ゼロから、肩の力を入れ過ぎず、挑戦していけたらと思ってます🛺

レンタルについての詳細やお問い合わせはこちらから

【映像】実際に島でこの車両が走ってる景色、こんな感じ

試しにこないだ、うちの近所でドライブしてる様子を撮影してみました。まだ実際に見たことない人も、島でこの車両が走ってる風景とかを、イメージしやすくなるといいな

この3輪車に乗り始めて、よく考えるようになったこと

ガソリンじゃなく電気で走るというのは、いま人間が排気ガスとかで地球の自然環境や他の生き物たちにかけている負荷も 大きく変わってくるだろうし、あとは単純に、メカメカした金属に覆われた車が沢山走ってる景色よりも、みんながこんな身軽な乗り物で動き回ってる島の未来が見たいな〜と個人的には思っています。

私は、子どもの頃から(今でも)乗りものはなんでもすぐ酔っちゃうし、運転下手だし、なかなか楽しい気持ちで乗りものについて考える機会はありませんでしたが、

「モビリティについて考える」ってのは、気持ちいい未来のつくり方について考えることとイコールだったんだなと、

この乗りものを通して、未来の移動方法について、初めて楽しく考えるようになりました。

いま私は島で毎日これに乗って暮らしているので、何かまた気づきとかがあれば、書いていきますね。

待ってよ、モビリティってなんのことだったけ、ていう私みたいな人へ

英語の「mobility」のことで、「動きやすさ」、「可動性」、「移動性」、「流動性」などを意味し、職業の移動や階層の移動、または乗り物など人の移動に関する用語として使用されています

自動車メーカーをはじめ、関連する企業を含めた自動車業界のことをモビリティ分野といいます。


↓はじめのInstagram埋め込みで画像や動画がうまく表示されなかった人は、こっちのFacebook埋め込みからなら見れるかな?

↑はじめの動画で車中の私が言っている言葉は「運転してるぜ〜♩」です。ちょっと得意気な感じですが、素直に嬉しく楽しく運転復帰できている様子が伝わるといいなと思い選びました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜