しおたん(塩谷舞さん)の文章が好きだ。バズる文章よりも、優しい文章が読みたい。

だいぶ前の記事だけど、しおたんさんのこの記事、いいよね。

日本に、この人がいて、本当に良かった。高木正勝インタビュー | milieu


(以下、↑の記事から引用)

「あなたの記事を読むのはエネルギーが必要で、今は、ちょっとしんどい」と言われることもある。だれかの「全力」は、本調子じゃない人にとっては、ちょっとしんどい。

でもその「しんどい」という声は、私にはほとんど届かないから、私は知らずに、かなり多くの人を疲れさせているのかもしれない。

私の記事だけではない。インターネットをひらくと「お前も頑張れ!」という無責任なエールが四方八方から飛んでくる。

Facebookで流れてくる「お友達」の輝かしい仕事の成果。Twitterで流れてくる「成功者」のインタビュー。Instagramで流れてくる「憧れの人」の完璧すぎる暮らしぶり。

そんなものばっかり過剰に摂取してしまって、私たちはおそらく「全力でがんばる」症候群にかかってしまいやすいのだ。これはインターネットを仕事に使う際の、副作用みたいなものかもしれない。

「頑張ります」「もっと良くします」「なるはやで」「クオリティ高く」「バズらせます」「任せてください!」

自分の口から零れ落ちるそんな言葉に、自分が押しつぶされて死んじゃいそうだ。身体は持ちこたえても、心のほうが、そんなにSNSに最適化してない。

もうすこし、欲求に素直に。動物らしくありたい。快楽原則でありたい。

(中略)

「どうか、今のしんどい時代を、人間として笑って生きている、あなたの生き方をここに保存させてください」という思いで、取材のオファーをした。(きもちわるいので、そんな頼み方はしていないけれども)

(引用おわり)


わかるわかるってなりません?

表現することは疲れる。けど、伝えなきゃ伝わらない。この葛藤や違和感を抱いている人は多分多いと思う。

私も協力隊という立場になって、色々なプロジェクトに関わるようになり、思いを伝えるために文字を書いたり、イベントの告知をしたり、たくさんのFBページを管理したり、メディアに文章を書いたり、それを読んでもらうためにあちこちでシェアしたりするようになった。

多方面に配慮して、めっちゃ神経使って、心も消費しているなぁと思う。

それに多分、発信する側が疲れるだけじゃなく、それを目にする多くの人も疲れさせている気がして。

自分がいい文脈を書くためには、人の文章も沢山読まなきゃいけないと思うけど、TwitterもFacebookもInstaもnoteも、チェックするものが多すぎてしんどくなってしまう。そんで1年前くらいからガラケーに変えた。

仕事や日常のコミュニケーションでSNS必須だから、オンモードの時はpcで色々読むし発信もするけど、

オフモードでゆっくりしたい時間は、ガラケーしか持ち歩かず、急ぎの電話しか受けない。

そうしたら、気もちが楽になった。

自己表現は楽しいし、今の時代に何かを実現させるために情報を発信する力は必須だけど、それに振り回されることなく、自分のペースを大切に、いい感じに使いこなせたらいいなと思う。

あと、自分がうまくできないことは、得意な人に任せたらいいんだな、とも最近よく思う。

世の中うまいこと役割が分かれていて、それぞれに得意なことや好きなことがあるんだから、苦手なことを無理して頑張るのではなく、自分にしかできないことを見つけて、人の役に立ちたいなと思う。

最後に、私がこういうことを考えるきっかけとなった塩谷舞さんの、文章に対する思いが伝わる記事を、いくつか紹介します。

優しい文章、気になる方はぜひ読んでみてね。


ライター、編集者、プランナー…“しおたんの実践するパラレルキャリア

(↑の記事中より引用)

せっかく面白いことをやっているのに、自己発信が苦手な方っていますよね。SNS全盛期の今、どうしても目立つ人は偏ってしまっていますが、目立ってる人だから面白いかというと、それが全てじゃない。

本当に何かにのめり込んでいる人は、自己発信どころじゃないケースが多いんです。私はそんな人から生まれるものにほれ込んでいて、milieuをはじめとする私の活動は、それらを世間に届けるためのもの。いわば“中継ぎメディア”を目指してやっています。


しおたんが明かす「記憶に残る記事」の書き方

(↑の記事中より引用)

そんな塩谷さんの文章がとても好きで、魅力を感じると言うクリス。「読む心の準備をさせてくれる、すごい丁寧な段階があって。人が見える記事とか、物の関わり方で、すごいなぁって」と評しました。 

塩谷さんは、記憶に残ることを心がけて記事を書いているそうで、「ネットの情報って、毎日、山のように入ってくるじゃないですか。でも結局、なにを読んだっけ? 誰が書いてたっけ? どこのメディアだっけ? と、けっこう忘れちゃう」とのこと。そこで塩谷さんは「みんなの心に残る記事」を意識するようになったそうです。 


自分らしい文章、書けるようになれるよう、頑張ろう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島に生まれる。大学進学を機に上京後、地域づくりとはどういうものなのか学ぶべく、19歳で休学して岐阜県白川村に移住。2020年に交通事故と入院生活を経て、帰島。 場づくりやコミュニティ形成について、実践を通してじっくり学んでいくのが楽しいです。実体験を伴わない、頭でっかちな言動をとらないように、という自戒も込めて。 踊ること、撮ること、書くことが好き。(それぞれ、少しずつでも楽しく再開していくのが今の目標。)ヒトを含む動物が好き。食べるのが極端に遅いですが、食べることは大好き。珈琲のおともで最近のヒットは、ISHIGAKI LABOのクイニーアマン。