住み開きをしていて気づくこと。

逗子で仲良くなったmiliとeliavが、しばらくの間うちに遊びに来ていました。

仕事のこと、音楽のこと、映画のこと、暮らしのこと、イスラエルのこと、日本のこと、沖縄のこと、言葉のこと、文化のこと、衣食住のこと、色んな話をしました。

貴重な日々をありがとう。

「白川に沢山の友達ができたから、また帰って来るね」と。

会ってほしい人も見せたい景色もまだまだ沢山だから、また来てね。

イスラエル料理がとても美味しかった。短い期間でも一緒に暮らした人が去るのは寂しいね。

Toda laba !

最近だんだん、いえが人が交わる場になってきていて面白い。

東京にいる時よりも、小白川に住んでからの方が、会いたい友達たちに会えるようになった。

色んな人たちが忙しい中で何度も遊びに来てくれるようになった。

場所の不便さはあんまり関係ないんだね。

窓とドアを全開で出かけた日に雨が降ったら、帰って来る頃には全部きれいに閉まっていたり、干しといた布団が取り込まれていたり、毎朝のように採れたて野菜が玄関やウッドデッキに置かれていたり、

知らないうちに冷蔵庫の中に刺身や鹿肉が入っていたり、干しておいたテントの中に手作りパンと手作りジャムが置かれていたり、強風で飛んでいって行方不明だった長靴が 花が生けられた状態で玄関に戻って来ていたり・・

住み開きを初めてから、温かい出来事が沢山あります。多くの人に気にかけてもらって、暮らしているんだなと感じます。

なかなかありがとうの気持ちを返しきれませんが、その分うちに来てくれる人たちに、心をこめて白川村の暮らしを伝えようと思います。

歳を重ねた人から受ける愛はとても尊い。多くを喋らないのに、大きな愛を伝えてきてくれる人に会うと、ああ自分は言葉に頼りすぎだなあと思います。

今まで沢山もらった愛情を、次の世代に繋げることだけでも、まんだまんだ経験と学びが足りない。

子どもたちに伝えようとするたびに思うけど、じっちゃんばっちゃんたちと私とでは、伝えられる大きさも言葉の厚みも全然違う。

改めて、長く生きてきた人が積み重ねてきた経験や時間の重みはすごいなあと感じます。

6月、また沖縄ナイトしようと思うので、皆さんぜひ来てください(^^)

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜