自分がどこに向かいたいのか、今どこにいるのか、どこにいるべきなのか、どう働くのか、どう生きるのか、というテーマで対話する時間が、最近とても増えました。
運命の流れに身を任して今を生きる、なんくるなるよ、というウチナンチュスタンスもいいけれど、自分の向かう先と目指すところを見つめ直すべき時期なんだと思います。
有限の時間を自分が大切だと思うことに使うためにも、学び続けて、考え続けなきゃいけない。
勉強するのも思考するのも、果てしなくて、しんどくなる時があるけど、自分自身が納得してよりよく生きるために、早いうちにいっぱい向き合わなきゃいけないね。
せっかく生を受けたなら、よりよく生きて、暮らしや仕事を楽しんで、気持ちのいい世の中を作る1人として、成熟したいと思うし、沖縄で魂を受けたなら、平和な世の中を作っていく役割をきちんと受け止めたいと思います。
写真は1ヶ月前の逗子海岸映画祭。
1週間、毎日朝から夜まで浜辺にいて、波の音が聞こえて、海の匂いがして、穏やかな逗子の人の雰囲気に、陽気なバスクやジャカルタのメンバーの歌声、生演奏の音楽と映画、八重山を思い出してちょっと恋しくなりながらも、ほっとする気持ちいい時間でした。
私のホームはやっぱり海だなとも感じました。
久しぶりに会った人たちの温かさに包まれながら、cinema caravan in shirakawago をした2年前と今との自分の変化を振り返ったり。実父の死からもう2年。年を重ねるごとに、時間の流れが早くなる気がします。
最終日の映画は、白川村の水の映像から始まる、雷さんが世界中を旅して感じてきた、これからの生き方のメッセージ。
自分の生まれた足元を知ること。世界を知ること。その上で自分の培ってきた視点から得た学びを、今いる場所で多くの人と共有すること。
地元逗子を大事に思いながら、世界を旅して、映画や音楽でメッセージを伝え続けているキャラバンクルーの言葉は、納得感がありました。
私にとっては、「沖縄で生まれた意味を考えること」「知らない世界を見に行って、これからのよりよい未来の在り方や作り方について知ること」「自分の役割を考えて、その役目を果たすこと」だなと思います。
今は、世の中の色んなことを見て知って学んで、自分のすべきことを考える時期。新しい世界や新しい物事を恐れずに、面倒臭がらずに向き合うこと。
その学びの過程として、白川で人と暮らしに向き合う仕事をしているんだと感じます。今白川で学ぶことや、初めて知る世界が物凄い沢山あるように、これから飛び込む先々でいっぱい、知らない楽しさ、知らない悲しみ、喜び、怒り、多くの人に伝えるべきこと、あるんだろうと思います。
そして、まだまだ学び足りないことも感じつつ、最近なんとなく、自分が帰ってくるだろう場所も見えてきた。
源さんが言ってた「Think globally, act locally」「世界規模で考え、自分の足元から行動せよ」の言葉。私もきっとここに戻ってくるんだろう、と感じています。
確かめるために、まだまだ学ぼうと思います。
自分の足で出向いて、自分の目で見て感じて、できることを増やして、視野を広げて、その上で私ができる形で、大切な場所や人にお礼を還したいなと思う。
去年くらいから、セルフビルドやパーマカルチャー関係のことにも興味があります。白川村でツリーハウスを作ったり、アースバックハウス作りを習ったり、スタードームハウスを作ったり、パーマカルチャーの勉強をしたりしています。
うつ病とか精神関係のことや、教育についてもちょっとずつ勉強してる。家にくる旅の人たちの助けを借りながら、語学もちょびっと学び直している。
今のうちに、行きたい場所や会いたい人のところへ出向いて、やりたいことをどんどんやっていこうと思っています。何か繋がりそうなことがあったら呼んでください。
白川に来たばかりの頃は、海や夜の浜辺が恋しくて仕方なかったのに、いつのまにか山の暮らしも心地よくなって、山菜採って畑して、栃餅作りや草木染めも暮らしの一部になっている。
白川の、母のような人、父のような人、大きな温かい存在からたくさんの愛をもらって、生かされているなと感じます。自分は何を還せるのだろう。
白保の豊年祭は帰るので、島にいる人、会いに行くね。
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