前から思ってたことだけど、事故してから、改めて深々と実感してること。

「頑張れ」と言うのは簡単だし、頑張ることで得られるものも沢山あるけど、ときには頑張れない時期があってもいいし、頑張れない自分や自分以外の人も認めてあげて、その上で初めて、人間としての幅が広がると思う。

私は、「頑張らなくていいんだよ。あなたは存在だけで素敵だから大丈夫!」って人に言ってあげられる豊かな人間になりたい。

「小学校から大学までずっと、学校に行くのがしんどかった。」生き方を自分で選ぶことの大切さを語ってくれた、石川桜さん。

リハビリ病院では、特に新入社員の若いリハビリの先生たちが、よく「頑張れ頑張れ」って、とても軽い感じで言うなぁ‥‥と思う。患者目線だと、率直に言うと、「精一杯頑張ってるけど、どうしても出来ないんだよ。」っていつも感じてるんだよ。

あと、「◯◯の動きが苦手だね」ってのも、新人さんほどよく言うけど、多分どの患者さんも、言われなくても自分自身が一番分かってることだから、何度も何度も患者に伝えて余計なダメージと追い討ちかけないで欲しいわけさ🙏

リハビリって、出来ないことを出来る様にするため(もしくはできなくなったことの代替となる技能を習得するため)の行為だと思うけど、「頑張れない自分を認める」ことも大事なリハビリの要素だと思うんだ。どうか時間をかけてでも、そこを噛み砕いて分かろうと努力した上で、患者と接してみてね。

アイキャッチは実家の愛猫。今、ほんの僅かな期間だけ帰省してる母に「はよ寝よ」ってアピールしてる姿☺️かわいや。

(後日追記でFB投稿も転載)

毎日、絶賛思ってることなんだけど、「いつもお世話になってるのに なんか悪いよな‥‥」と思って、全然言えずにいること。

相変わらず今日もそんな感じでチキンしてて全然…

前盛 よもぎさんの投稿 2020年8月6日木曜日

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜