故郷は、片想いだけで成立するんだって。帰ってくる場所は、いくつあってもいいよね。

白川村の父と母と、大事な妹が、石垣島まで遊びに来てくれました。

この1週間なかなか晴れなくて、澄んだ海と空は見てもらえなかったけど、大好きな場所を、大好きな人たちに訪れてもらえたことが嬉しくて。

今年は、柴さんご家族、美湖さんご家族、後藤さん、はるさんご夫妻、まきちゃんなど、白川村でご縁あった方々が、沢山ご来島してくれた1年でした。

飛騨で縁あった人たちが

八重山に遊びに来てくれること。

八重山の友人たちが

飛騨まで遊びに来てくれること。

自分が大事に思っている場所を

大切な方々に紹介できること。

離れた土地にいる大好きな友人同士が

繋がり合って、新たな輪が広がること。

それが何より嬉しくて、

こういう半径数メートルの小さな幸せだけで

十分豊かに生きていけるなあと感じたりします。

不便な田舎にいるのに、

本当に会いたい人とはずっとコンスタンスに会えていて、

東京にいた時よりも、みんながゆっくりとした気持ちで

時間をとって会いに来てくれるから、

のんびりじっくり話せる感じがする。

日常と離れた大自然の中での対話や共同生活は、

人混みや情報に溢れた空間でするよりもずっと、

いい感じになりやすいなと感じます。

さっきつぐさんが呟いてた

「友達と一緒で、勝手に片想いしてるだけで成立すると思い込んでます、故郷って。その人の中に何個あったっていいし、そこにいた時間が長くなくても全然いいし。帰ってくる場所は、いくつあってもいいって。」

って言葉も、うんうんって思ったんだけど、

自分たちの存在や活動を通じて、

「帰れる場所や心のふるさとが増えた」と

言ってくれる人に出会う度に、

ああ、嬉しいな、と感じます。

そして、いつ帰ってきても温かく迎えてくれる、

石垣島の家族(のような存在の方も含め)や友人たちに、感謝します。

美代子さん、吉実さん、ほのか、

おーりとーり石垣島 でした。

白川村の真っ白な雪景色の写真が送られてきても、石垣島で見ると現実感がないもんです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島に生まれる。大学進学のため上京後、19歳で休学して岐阜県白川村に移住。2020年に交通事故と入院生活を経て、帰島。 場づくりやコミュニティ形成について、実践を通してじっくり学んでいくのが楽しいです。実体験を伴わない、頭でっかちな言動をとらないように、という自戒も込めて。 踊ること、撮ること、書くことが好き。(それぞれ、少しずつでも楽しく再開していくのが今の目標。)ヒトを含む動物が好き。食べるのが極端に遅いですが、食べること大好き。珈琲のおともで最近のヒットは、ミレービスケット。