この日、高校に進学したかやっこOGが、夏休みの帰省に合わせて稽古に顔を出してくれました。

海外留学や他県への進学で、なかなか会うことができなくなってしまっていた2人なので、一緒に踊るのはかなり久しぶり。

「もう踊れなくなってるよー!」と言いつつ、体はしっかり覚えているもので、キレキレに踊っておりました。

こうやって、巣立っていった子がまた顔を出してくれるのが、本当に嬉しくて。

かやっこ劇団にしても、白川郷ヒト大学にしても、やまよの家にしても、自分の小さな感覚をもとにじっくり作り重ねてきた、半径数メートルの小さなコミュニティを、長く大切に続けて育てていくことが、

地域にとっても、なにより自分の人生にとっても、なにより幸せで、学び豊かなことなんじゃないか、と実践を通して感じる日々です。

かやっこに関わってくれている白川村の子どもたちにとって、この場で生まれた縦の繋がりや、舞台づくりの経験が、いつか何かしらの糧になってくれたらいいなと願いながら、

私自身も成長を続けなきゃなと思います。

私から子どもたちに与えているものより、私が子どもたちに与えてもらっていることの方が、圧倒的に多いなあ。

人生まだまだ修行中。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島出身。大学進学のため上京後、19歳で休学して岐阜県白川村に移住。2020年、交通事故と入院生活を経て帰島。 場づくりやコミュニティ形成について、実践を通してじっくり学んでいくのが楽しいです。実体験を伴わない、頭でっかちな言動をとらないように、という自戒も込めて。 踊ること、撮ること、書くことが好き。(それぞれ、少しずつでも楽しく再開していくのが今の目標)ヒトを含む動物が好き。一番いけないのは、おなかが空いていることと、1人でいること。