この日、高校に進学したかやっこOGが、夏休みの帰省に合わせて稽古に顔を出してくれました。

海外留学や他県への進学で、なかなか会うことができなくなってしまっていた2人なので、一緒に踊るのはかなり久しぶり。

「もう踊れなくなってるよー!」と言いつつ、体はしっかり覚えているもので、キレキレに踊っておりました。

こうやって、巣立っていった子がまた顔を出してくれるのが、本当に嬉しくて。

かやっこ劇団にしても、白川郷ヒト大学にしても、やまよの家にしても、自分の小さな感覚をもとにじっくり作り重ねてきた、半径数メートルの小さなコミュニティを、長く大切に続けて育てていくことが、

地域にとっても、なにより自分の人生にとっても、なにより幸せで、学び豊かなことなんじゃないか、と実践を通して感じる日々です。

かやっこに関わってくれている白川村の子どもたちにとって、この場で生まれた縦の繋がりや、舞台づくりの経験が、いつか何かしらの糧になってくれたらいいなと願いながら、

私自身も成長を続けなきゃなと思います。

私から子どもたちに与えているものより、私が子どもたちに与えてもらっていることの方が、圧倒的に多いなあ。

人生まだまだ修行中。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜