「10年前の私へ」〜第1号 青木省悟さん〜

八重山ヒト大学のこの企画。今頃だけど、乗っかろう。すごく青木さんの文章がよくて、涙腺ゆるゆるなってるよ。


15歳だった自分へ。

中3だね。受験控えつつ、アカハチや八重山舞踊の稽古に明け暮れてるかな?

これから楽しいことが沢山待ってるよ。自分にできることで、人の役に立つことも、見つけられるよ。好きなことに挑戦させてもらえる環境も、大人になってもずっと守られてるよ。だんだん、今度は後輩たちにそんな場を作ってあげるポジションになろうと頑張ってるよ。人にも恵まれ続けるよ。大切な大切な存在の人も、全国や世界の各地に沢っ山できてるよ。命のありがたさもすごく分かるようになるよ。色々あるけど、全部ひっくるめて、生きるのは楽しいよ。

25歳の今年、みんなの祈りの力のおかげで生きられてることを実感したよ。今まで気付いてなかった色々な本質的なことも理解するようになったよ。

相変わらず泣き虫だけど、そのぶん沢山 心に向き合う時間を重ねられるよ。きっといつかその経験が役立つよ。

今を丁寧に大切に、噛み締めて、努力を重ねて生きてね。待ってるよ。


 

これから10年先にもまた過去の自分に手紙書けるように、頑張って生きよう。生きられますように。命を繋げていますように。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜