テレビが苦手。
もともと苦手だけど、入院生活では 強制的に身近なところに存在するから、更に意識することが増えて、苦手意識が強まったと思う。
みんなの休憩場所である「デイルーム」に来ると、テレビがついているのが通常モードだから、背を向けて座っていても、勝手に音が耳に入ってきてしまう。
悲しいニュースや、幸せを感じない話が、土足で心に踏み込んでくる感じがして、いやな気持ちになる。
テレビというのは便利なものだけど、私は多分これからも、自分で選んでいい暮らしの範囲内には、置かないと思う。
世界全体 村全体 唄ひとつ。
photo by yutaka toyosato
前盛よもぎ
1995年、沖縄県石垣島に生まれる。大学進学を機に上京後、地域づくりとはどういうものか現場体験を伴いながら学びたいと思い、19歳で休学して岐阜県白川村に移住。
24歳のときに交通事故を経験し、頭を打ったことで高次脳機能障害という脳の障害(短期記憶力をはじめ、注意力・認識力・判断力・適応力など、成長とともに自然と獲得してきた色んな脳機能が、突然普通じゃなくなるやつ。脳が疲れやすいのですぐ眠くなっちゃう。)と、
手足に軽度の麻痺(感覚麻痺少し、運動麻痺は初対面の人になんかどったどった歩く人だなとか不器用だなと思われるくらい)、筋力・体力・精神的キャパの著しい低下状態が現存。
岐阜・東京での入院生活を経て、現在はUターンした石垣島で復職を含めた社会復帰中。
場づくりやコミュニティ形成について、実践を通してじっくり学んでいくのが楽しいです。
踊ること、撮ること、書くことが好き。(それぞれ、少しずつでも楽しく再開していくのが、今の目標。)ヒトを含む動物が好き。珈琲のおともで最近のヒットは、ISHIGAKI LABOのクイニーアマン。
リハビリ病院に入院中の記録 前盛 よもぎ
テレビが苦手。
もともと苦手だけど、入院生活では 強制的に身近なところに存在するから、更に意識することが増えて、苦手意識が強まったと思う。
みんなの休憩場所である「デイルーム」に来ると、テレビがついているのが通常モードだから、背を向けて座っていても、勝手に音が耳に入ってきてしまう。
悲しいニュースや、幸せを感じない話が、土足で心に踏み込んでくる感じがして、いやな気持ちになる。
テレビというのは便利なものだけど、私は多分これからも、自分で選んでいい暮らしの範囲内には、置かないと思う。
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