引き続き、soarの記事のことを。

「“矛盾を抱える自分”のまま生きていく」外山雄太さん、奥井裕斗さんとカミングアウトについて考えてみた

(以下、記事中から引用)

身近な人がこれまでまわりに隠してきた大切なことを、私に打ち明けてくれたことが、これまでに何度かありました。それは私が、“カミングアウト”の場面に立ち会った瞬間だったと思います。

あのとき、私は両極端な2つの気持ちのあいだで揺れ動いていました。ひとつは、「信頼してもらえているんだな」というポジティブな気持ち。そして、もうひとつが、「ここで何かを間違えたら、これまでの関係を壊してしまうのではないか」という自分の言動に対してのネガティブな気持ちです。

そんな2つの感情をいったりきたりしながら、いろいろなことを考えて、言葉を絞り出したり、相手を抱きしめたりしたこともあります。

でも、あのときの私の言動は正解だったのだろうか…。時間が経ってからそんなふうに思い返して悩んでしまうことも。

もしかしたら、私に大切なことを話してくれた人も、「話して良かったのかな」と後悔の気持ちを持っているかもしれません。

(引用おわり)


 

私自身も、子どもの頃から 友人や先輩たちに向かい合ってカミングアウトしてもらう機会が多く、早くから色んなことを考えるチャンスをもらってたなと振り返ります。カミングアウトは「受容」に欠かせない、大切な一歩だよね。

当事者になったからこそ分かる、カミングアウトの勇気と尊さ。聞く側の人の、その後の対応の大切さ。

めっちゃ考えさせられるいい記事なので、福祉や、マイノリティ側の立場の心の動きに関心ある方はぜひ、読んでみてねー!!

「“矛盾を抱える自分”のまま生きていく」外山雄太さん、奥井裕斗さんとカミングアウトについて考えてみた

アイキャッチは、大好きなリハビリの先生O先生が描いてくれた自画像。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜