今頃だけど、元整形外科医で脳梗塞を起こして高次脳機能障害になった、セラピスト 山田規畝子さんの言葉をここにも書くね。

(追記:私が東京のリハビリ病院に移ってきてすぐの頃に、お母さんがこの規畝子さんの本を読んで、まだ長い文章は全然読めず理解できなかった私でも分かるように、簡単な短い言葉の箇条書きメモを作ってくれて、LINEで送ってくれました。私は入院中、この言葉をいつも持ち歩いてるノートやiPhoneのメモに書いて、毎日何度も読んでいました。)

毎日この言葉を見て、安心するし、すごく参考になって色々実践してる。


リハビリについて

「困難感が大切」

「自分の主人は自分」

「リハビリですべきことは自分が一番やりづらい事。そして良く起こす失敗を繰り返さないために訓練する事。どういう方法でそれを訓練すればいいかの助言と、危険防止のための付き添いがセラピスト。」

「今までできていたことなら、そこまで繋がる道筋が脳にはある。それを呼び戻せるのは、自分以外にはいない。」

「あらゆる脳機能障害は、リハビリの問題とは別に、純粋に時間が経つことが重要な回復の条件。」「2年を超える時間。」

「時間が必ず味方してくれる。時間と脳を使いたいという刺激が揃えば、多かれ少なかれ回復がのぞめることを忘れてはならない。」

「時間の他に必要なものはリラックス。栄養。」「肉を食べてトリプトファンを摂る。」

「脂肪酸は至福感をもたらすらしい。」

「音楽などでリラックスしたアルファ波が出ている時には、「海馬」などの記憶中枢が活性化されているため、暗記などがスムーズに行われる。」

「自分の能力へのマイナスイメージを捨てろ!」

「とにかく色んなことを気にせずにラフに生きていこう。」

「未来日記をつける。」 


追加

「困ったことがあっても知らん顔していればなんでもない。」宇野千代


私もいつか、同病の方の希望になれるような本を書きたいんだ。

アイキャッチは、最近家族が送ってくれた島ヤギ。

受傷3年が経って追記
障害を持ってから、毎日うまくいかないことだらけですが、「時間が経てば、必ず状況は変わってくから大丈夫!」「うまくいかないことがあっても、失敗しても、落ち込まなくていい」「生き急いできた生き方は変えよう。気楽に朗らかに、のんびり生きよう」と意識する癖をつけられたのは、この頃に母がこの言葉を教えてくれたからだと思います。もうただただ、感謝!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜