リハビリ病院には、一般的なお医者さんや看護師さん以外に、リハビリの専門家、理学療法士(PT)さん、作業療法士(OT)さん、言語聴覚士(ST)さんがいて、みんな尊敬してるんだけど、特にSTの職に就く人を私は心から尊敬してるし、好きなんだと気づいた。

コミュニケーションのプロだもんね。言葉のプロはやっぱりすごい。伝える力がすごくあるし、これは関係性あるのかどうか分からんけど、なぜか とても人に対して真摯な方が多いように感じる。


(以下、リンク先から引用)

言語聴覚士はST(Speech-Language-Hearing Therapist)とも呼ばれ、言語聴覚士法によると、以下のように定義されています。

音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、その他の援助を行うことを業とする者。

出典:言語聴覚士法 第二条 更新

言語聴覚士は、主に言語障害・音声障害・嚥下障害に対しての専門家です。言語障害は、上手く発話できない、声が出しにくいといった障害から、話が理解できないなど、声を出すことだけでなく、コミュニケーション全体としての障害を指します。

音声障害は、声が出しにくいことを指し、嚥下障害は、食べる・飲み込むといった機能の障害を指します。こういった問題に対して、声が出しにくい、言語が理解できない、食べ物を飲み込めないなどの原因を検査や評価を通して明らかにし、発声の練習・指導・飲み込みに適した姿勢やポジショニングの指導、食事形態の助言などを行います。

歩くといった基本的な動きや料理をする、買い物へ行くなどの作業も大事ですが、会話などのコミュニケーション手段、生きるために必要な食べる機能ももちろん大事です。話す・聞く・食べるといった機能も関節や筋肉に触れるため、体の専門家であるリハビリテーション職のかかわれる部分です。

理学療法士、作業療法士のように、基本的な動きや作業にもかかわりますが、特に言語、音声、嚥下障害に対して強くかかわることのできるのが言語聴覚士というわけです。

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1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜