ここ最近で、胸熱くなったムーブメントやコンテンツまとめ。

 

この数ヶ月、沖縄県知事選、辺野古の県民投票、石垣の住民投票と、大きな出来事がいろいろ続いたので、最近のブログ記事も政治的なものばかりになってしまっている。

でも忘れないうちに、この怒涛の日々の中で見かけた、素敵な映像や文章、言葉や出来事を、自分のための記録としても残しておこうと思う。

自己表現でも、広告でも、政治活動でも、どんな目的であっても、人の心を動かす作品を作れる人、人の魂を揺さぶるようなメッセージを発信できる人、思いを形にできる人って、本当にすごいなあと思います。

デニーさんシリーズ。

これはすごくいいなと思った映像。デニーさんの人柄とか、周りの人の温度感とか、現場の空気が伝わってくる。

この「うちなーぐすーよー まきてぃーないびらんどー!」の言葉に奮い立たせられた県民が、いっぱいいるはず。

「デニーさんを応援するの、めちゃくちゃ楽しんですよ。選挙や政治に関わるということは、自分たちの社会の未来を思い描くということ。そりゃ楽しいし面白いに決まってるんですよ!」

この映像にあるように、デニーさん陣営は、若者がすごく頑張ってた印象。

これこそがウチナンチュなんですよ。やんどーやー。できないことはないよ。

翁長前知事の精神をデニーさんがしっかり引き継いでいることが伝わってくる映像。

「新時代沖縄 Part.2」ロックバージョンもめっちゃ良い。

県民1人1人がこの選挙に向き合ったことがいっぱい伝わってくるよね。

当選のときの様子も。

基地に関するもの。

めっちゃ分かりやすい。

映像は、内容に興味がない人でも気軽に見てくれるから広く届きやすいし、文字じゃ伝わらないことを伝える力があるなと思った。

辺野古の県民投票に関するもの。

長いけど、胸に迫るドキュメンタリー。県民投票の経緯とか、代表のじんしろうさんの思いとかが良くわかる。「歩み寄って対話することが大切。」みんな言ってることは同じよね。

石垣島の自衛隊配備に関すること。

「闘う農民のバラッド」(金城龍太郎さん 月刊やいま掲載コラム)

見辛いかもしれんけど、下の画像(4枚)をタップして読んでみてください。

住民投票に関する一連の動き。

↑先ほどのコラムを書いた農家の先輩(28歳)が作った、めっちゃいい歌。ぜひ聞いてみてほしー。

↑ ハルサーズの唄も、その後に語っている言葉も、ぜひ聞いてみてほしい。

あと、この映像にリンクして書かれている「地図の上から島人の宝は見えない」という記事が、もう物凄いパワーだから、ぜひぜひ読んでみてほしい。色んな歴史の積み重ねの上に、今この住民投票がどういう価値や希望を生み出しているか、書かれている。

そして、

今日までに無事に 15,135筆の署名が集まって、これから条例制定の請求をすることが決まりました。

順調に進めば、辺野古の県民投票と同じ2月24日に住民投票を実施する可能性もあるとのこと。

1ヶ月という短い期間の中で、これだけの数を集めた力強い同世代の存在に希望を感じながら、でもやっぱり、最近明らかになった防衛省の「石垣島での具体的な戦闘計画」を見たときの衝撃と、背筋がゾッとする感覚は、自分の心と体にどっしり残ってる。

実際のところは分からないことだらけで、発言がしづらいけど。でもずっと、心臓がぎゅっとする感じが続く。

想定死者の数とか、地上戦の戦闘予定地とか、平然と、事細かに書いてあることに、初めて今までになかった心からの恐怖を感じた。

下記は参考資料。

▷ 石垣島への侵攻想定、防衛省が作戦分析 赤嶺議員が資料を入手(沖縄タイムス)

石垣島での戦闘想定 防衛省 12年に離島奪還文書(琉球新報)

沖縄戦くり返すのか。「残存兵30%」 石垣島民が怒り。赤嶺議員暴露の防衛省文書。

▷ 反対、賛成団体が声明、要請書 陸自配備計画

「アリバイづくり」陸自配備計画防衛局説明会。4地区住民ら不参加表明。「配慮感じられない」と批判。(八重山毎日新聞

陸自配備で地元への説明会(琉球朝日放送)

国策であっても、投票で示される地元の意思を無視して進めることは、出来ないはず、と祈りながら。

私たちは、何をすればいいんだろう、何ができるんだろう。

 


 

・・・と、ライトな記事にするつもりが、ついつい、こうなってしまう。

こういう投稿が続くと、自分も疲れるし、周りも疲れる。離れてく人も、忠告してくれる人も、色々いるけれど、発信して、知ってもらうことしか、いま自分に出来ることがないからなぁって気持ち。

最後に、龍太郎さんが作ったあったかい歌を載せて、終わります。

(1番)

僕らの街に雪が降る なんてことのない 暖かな島

僕らの街に雨が降る いつかは止むさ 人生も同じ

僕らの街に風が吹く 南から北から 東から西から

僕らの街は街自体が素敵で

本当はどこにも 流されちゃいけない

君と手を繋いで暮らしたい ただこの街で

ああ笑顔でまた明日 ただそれだけでいい

 

(2番)

僕らの街に金が降る それを巡って 争いが始まる

僕らの街は世界でただ一つで

どこにでもあるお金に 変えちゃつまらない

君が目をふさいでるなら 僕は歌をうたう

ずっと笑顔が続くなら 下手くそだっていい

 

(3番)

僕らの街に雪が降る なんてことのない 暖かな島

だけどこの島に 大嵐が来る

今までもそうだった きっと乗り越えられる

君と手を繋いで暮らしたい ただこの街で

ああ笑顔で また明日 ただそれだけで

君が目をふさいでるなら 僕は歌をうたう

ずっと笑顔が続くなら 下手くそだっていい

一緒に歌えたらいい ただそれだけでいい

ひとまず、市民大署名運動会、本当に本当にお疲れ様でした。

 

住民投票の経緯については、こちらを読んでみてね。

このネット時代って、黙る技術が大切だと思っていたんです。

2018-11-06

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜