ネット上でオープンに言葉を綴ることに疲れていた私が、ブログを再開した理由。

今日は、私がブログを再開した決意を書き残しておこうと思います。

まず始めに、私は オープンマインドであることや、表現活動をすること、自分の”本気の言葉”を人に伝えることは、目標を成し遂げたり仲間を増やしたりする上でとても大切なことだと思っています。

でもそれは同時に、等身大の自分の未熟さをおおっぴらに人に見せることでもあって、返って来る反応は怖いものだし、全力であればあるほど、何かを肯定することで別の誰かを否定してしまったり、自分自身が傷ついたり疲れてしまったりすることもある、エネルギーのいる行動だと思っています。

特にネット上での発信は、言葉の温度感が伝わりづらい分、受け取る人のネットリテラシーや、日頃のコミュニケーション濃度の違いなんかで、随分と伝わり方が変わってしまうように感じます。

私にとって、そんなフルオープンな場所で自分のプライベートな思いを綴ることは、いつの間にかとてもハードルの高いものになってしまっていて。

以前からずっと、思考をきちんと言語化する時間を持ちたいオープンに自分の言葉を蓄積する場を持ちたい、とは思っていたんですが、そんなちっちゃな不安を並べては、ブログの再開になかなか重い腰が上がらずにいたんです。

でも本当は、大きな夢を堂々と語れる人に憧れていた。

私は子どもの頃からなんでも完璧に出来上がってから人に見せたい性格で、制作過程の段階で人に見せて相談したり指摘されたりするのが苦手でした。

いつもやりたいことは1人で静かにコツコツやって、満足のいく出来映えになってから世に出すというプライドの高いところがあって、綺麗に整う前に人に見せる勇気がなかったんです。

叶う前から大きな夢を堂々と口に出せる友達たちの姿はいつも眩しくて、他人の目を恐れずどんどん人前に出て場数を踏んでいる様子や、SNSを通してありのままの成長過程を発信し続けている姿、その逞しさ、向上心を、本当に凄いなあと感じながら見ていました。

特に、音楽やダンス、演劇、映像、写真、デザインなどを仕事にすることを目指している友人たちは、未熟でも未完成でも、自身の作品や生き方を全てオープンに晒していて、”なりたい自分の姿”を日常的に言葉にすることで、仲間やファンやチャンスを引き寄せていて。

そんな姿を見るごとに「私ももっと、自分の言葉を人に届ける努力をしよう。ほしい未来は、自分で語り出さないと始まらないんだ。」と背中を押されるようになりました。

どんな分野でも、はじめからプロの人なんていない。

ここで、作家の結城浩さんの言葉を引用します。

そして思います。文章は、そのつど書かなきゃ駄目ということを。経験を積んでから、十分学んでから、時間ができてから書くのではない。断じて違う。そのつど書く。自分の不十分さをたっぷり自覚した状態で書く。そうでなければ、いつまでたっても書けやしない。

あなたに強制するわけではなくて、結城の独り言です。十分準備ができて、世の中に出しても恥ずかしくない状態になってから書き始めては、遅い。遅いというか、そういう心持ちでは、いつまでたっても決して書き始められないのです。

常に書け。現在の自分の最前線を書け。いまを逃せば、いまの自分は書けない。だから、いま、書くしかないのです。理解も不十分、経験も少ない、世の中もわからない、こんなこと書いたら恥ずかしい、批判がたくさん来るかも。という状態で書くしかない。いまを逃せば、チャンスはない。

(中略)だから、つくづく「ああ、あのとき書いてよかった!」と思う。あのときの私でなければ書けなかった言葉がここにある。常に書け。現在の自分、不十分な自分を自覚しつつ、でも書け。

こういう言葉には、めっちゃ背中を押されました。プロの方の熱量ある文章や、インフルエンサーと呼ばれる人のリアルタイムの言葉を、無料で読んだり聞いたりできる今の時代に生まれたことは、とても幸せだなと思います。

あとは、身近な友人たちが、発信力を生かして好きなことを仕事にしていたり自分の思考や持ち物を1人で所有せずに、日々沢山の人とシェアしながら循環させながら幸せそうに生きていたりして、

そんな姿を間近で見ているうちに、だんだんと自分自身の価値観も変化していったように思います。

すぐ批判されるネット社会しんどいなと思ってたけど、以外とそうでもないみたいだ。

これからの世の中は、自分の思考や活動をオープンにして、個人の影響力を高めていくことが、人生を豊かにしていくための1つの要素になるのかもしれない。言葉もモノも、1人で所有するより、誰かと共有し合って、分かり合える相手を増やしていく方が幸せだな。

つい最近までデジタルネイティブ世代らしからぬ感覚を持っていた私も、そんな風に思えるようになってきました。

「オープンな場を持たない」という姿勢は、退化であり老化

これは、堀元けんさん(千葉県でリアルDASH村「あの村」というサービスをされてる、若くてとても素敵な経営者)に言われてハッとしたことなんですが、

<ruby>見</ruby>さん

人間の進化は、新しい物事を怖がらずに理解しようと試みることから始まる。逆に退化は、食わず嫌いして異質なものを拒み始めることで起こるよね。

コミュニティにしても、何かしらの共有言語があって安心できるクローズドな集団というのは、質が高くて居心地がいいけど、ずっとそこにいると世界は狭まるし、多様性も生まれづらい。

人として成長・進化するためには、自分が知らない世界を沢山見にいって、新たな人や場と出会って、自分の固定概念を何度も壊して、学び続けなきゃいけない。だから、オープンな場を持ち続ける姿勢は、とても大切だと思うんだ。

僕は、早いとこ世の中全体が安心感のある場所になって欲しいから、自分の思考も人間関係も家の住所も、全部オープンにしてるんだ。誰もが安心してやりたいことに挑戦できるような、優しい世界にしたいよね。

的な話をしていて、

よもぎ
確かに!!!私は最近オープンな場(SNSとか住み開きとか公開イベントとか)を閉じがちだったけど、それじゃ自分の居心地がいい殻に篭ってるようなものだよな・・・。

と気づいたわけです。いま仲の良い友人たちも、お互いがオープンな場をつくっていたから出会えた人ばかりだなと。

そんなわけで、ちょうどもうすぐ公務員を退職する良い機会でもあるので、今後の名刺がわりになる、自分の思考をオープンに蓄積して行く場を持とうと思い、ブログを再開します。

ブログって、ポートフォリオ的に自分の活動のこともよく知ってもらえるし、内面のプライベートな感情も丁寧に伝えられるし、続けられたら きっとよい資産になるね。(私が尊敬する地域プレイヤーたかさんも、ブログは資産とよく言っているよ。)

挑戦して誰かに批判されることよりも、恐れて何もせずに後悔して死ぬことの方が、よっぽど怖い。

今の時代をより豊かに生きる手段として、オープンマインドであることが大切だというのは、だいぶ理解できるようになった。そうやってオープンに発言をすることで、離れて行く人や批判する人がいることも、よく分かっている。

じゃあその上で、どっちを選ぶのか。

私は、堂々と自分の言葉を語れる人生を歩みたい

変化を起こしたい物事があるから、世の中に対して影響力も持ちたい。

発信することで、近しい感覚を持った人の存在がよりはっきり見えるようになるだろうし、一緒に語り合える仲間も増えていくと思うから、そんな世界が楽しみでもある。

自分の人生に向き合うこと。自分の言葉や行動に責任を持って、自分が納得する道を進むこと。他人視点ではなく、自分視点で生きること。

その瞬間の決意や感情を忘れないように、言葉に残すこと。ブログを通して、改めて大事にしていきたいと思います。

始めから上手である必要なんて全くないし、かっこ悪くて全然いい。未熟でも、息長く続けることの方が尊いんだよと、自分に何度も言い聞かせながら。肩の力を抜いて、一歩ずつやっていこうと思います。

更新ペースはゆっくりだと思いますが、よかったら温かい目で見ててください。

最後に、やちふち日記の由来

「やちふち」とは、私の地元、石垣島白保村の方言で「ヨモギ」の葉っぱのことを言います。

長い人生、生き方・働き方・目標なんかは日々移り変わっていくもので、座右の銘みたいなものをタイトルにしてもいつかしっくり来なくなるだろうと思ったので、変わらない根っこである「よもぎという名前」と「八重山というルーツ」をブログ名に込めました。

人生、最後は全部自己責任。誰かがケチつける義理はないから、自分が大事にしたいことを大切にして、生きていこう。

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オープンだと疲れませんか?と、地域おこし協力隊の彼女は言った。

▽ タカさんのブログより ▽

オープンだと疲れませんか?と、地域おこし協力隊の彼女が言った件について

2 件のコメント

  • 元気そうで何よりです。西表酒造も頑張っていますよ‼西表島の古民家民宿が売りに出されていたのでビジネスパートナーと契約を進めています。自分の夢に向かって出来ることを一つずつ具体化しています。島にしっかりとした足掛かりが出来るのではないかと考え、このチャンスに投資して島での民宿経営にチャレンジします。いきなり酒造所は難しいので先ずは民宿で実績作りといったところでしょうか。
    よもぎちゃんのこと応援しています。いつまでも・・・

  • 大嶋さん、お久しぶりです!!宿を始められるんですね。またお会いできた際には、八重山の宿事情など教えてください(^^) ふぁむれうたの活動も、だいぶ回数は減りましたがメンバーが集まれる時には舞台出演しているので、よかったらまたお越しください。

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