よんなーよんなー。

最近聞いたいい感じの言葉をいくつかメモ。

「よんなよんな、チバリヨー」

” 忙しそうにがしてるけど、よもぎ、あんまり無理しないで、よんなよんな、チバリヨー。”

これは、先日LINEで祐二(父)から送られてきた一文。

この「よんなーよんなー」とは、石垣島の方言で「ゆっくりゆっくり」、「チバリヨー」は「頑張れよ」という意味で、日頃から聞き慣れた言葉なのに、この時は心身共に消耗していたこともあって、なんだか胸にぐっときた。

私たちはいつも「何かやらなきゃ」「頑張らなきゃ」と生き急いでしまうけれど、本当は元気に生きてこの世界を楽しむだけでオールオッケーで、何をしたっていいんだよなと、改めて思い返す。

全速力で駆け抜けて競い合って疲れるのではなく、ゆっくりでも楽しく走りたい。無理をして足を痛めるよりも、仲間と肩を貸しあいながらでもみんなで元気に進みたい。

忙しさのあまり自分らしく生きることを見失いかけた時期に、ふと本質的なことを伝えてくれる祐二の野生的直感はすごいなあと、いつも思わされる。

のんびり歩くことを誰も気にしない島の空気の中で育ったからなのか、普段ロジカルな話は全然しないのに、本能でなんか分かってる感じの人っているよね。

私とお母さんが祐二のことを好きになったのは、そういう自分たちが持ち合わせていない豊かさを持っていたからなんだろうなと思う。

「バイブス感じる」

これは、新城のタカさんのところにアースバッグハウス作りを習いに行ったときに、参加者のまいさんが何度も言ってた言葉で、よく分かるなと思った。

言葉を交わす前から「ああこの人は一緒にいて気持ちのいい人だ。長い付き合いになるだろうな。」と感じることや、少し話しただけでその人の魂の温かさや優しさが伝わってくることがあって、そういうのを “バイブス感じる” と言うんだろうと私は思ってる。

初めて会ったのに色々すっ飛ばして同じ感覚で話せる人や、波長の穏やかな方との出会いが最近とても多く、幸せだなと感じる。思考が深い人の共通点は、なんなのだろう。たかさんは「死を意識している人、自分の人生に責任を持っている人は、皆いい感じだよね。」と話していて、とても納得した。

「ラプンツェる」

これはいばや通信の坂爪圭吾さんの造語。

坂爪さんのブログより意味を抜粋すると・・・
ラプンツェルの物語は、「情緒不安定の女の子が喜怒哀楽を繰り返しながら旅に出て結果的にいい感じになる」というものらしい。おお、これは非常に素晴らしいなと思ったわたしは、予測不可能な出来事に見舞われて人生がいい感じに翻弄されはじめていく現象を「ラプンツェる」と呼びたいと思う。言葉の響きもポップであり、いろいろあるけれど悲壮感はない。情緒不安定であることに対して非常に寛容的で、全体的に「いろいろなことがあるけれど、きっとうまく行くよ」的なニュアンスがある。
らしい。うん。いい。

私の周りにも、今まで進んできた道から一旦逸れて寄り道をしてみたら、その余白に思わぬ出来事が舞い込んで、面白い出会いが起こり、人生がいい感じにラプンツェっている友人が大勢いる。

退職・転職・離婚・病気など、社会的にはマイナスに見られがちなことを体験した人たちが、それをキッカケに人生に変化が起き、不思議な流れにどんどん巻き込まれて、自分らしい生き方に気づいたり、本当にやりたかったことを始めたりする様子を見ると、とても幸せになる。

「ラプンツェる」という響きは、「ドロップアウト」とかの言葉よりずっと、その面白い状態をよく表していて、最高だなと思う。

一つの物事を突き詰めて没頭できることも尊いけれど、あちこち飛び込んだ結果「広いこの世のどこかには必ず自分の居場所がある」と信じられることも、生きていく上ではとても大切な経験だと思う。

世界全体、村全体、もっともっと、ラプンツェっていこう。

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