本流を変えるのは難しいけど、支流を増やすことなら、私にもできるかもしれない。

さっきシェアした塚越暁さんの「原っぱ大学」のその後の記事も、とてもよかったのでメモ。教育に興味のある人にはぜひ読んでみてほしい。


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子ども、教育…。何となく自分の興味はそのあたりにあると思っていたけど、自分が一番大切にしていることは、教育ではなく、遊びから得られる“学び”だということにやっと気づいたんです。

教育という分野に飛び込んでみて初めて、学校という場に窮屈さを感じて、僕の興味が“教育の現場”にはないことに気づいたんです。

川の流れを変えるのに、大きな川そのものを変えようとしても変わらない。それよりも支流をつくって、その支流に流れを呼び込むほうが、流れは変えられるのではないかと。

教育システムに疑問はあるけど、変えようとするのは時間がかかるし、ステークホルダーも多いし、慣性が大きく動いているので、そこを変えるのは大変なこと。それよりは支流をつくることを考えるほうが、自分自身が気持ちがいいし、楽しいなと思って。

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イベントで収入をつくるイメージはついたんです。でも、イベントを年間何十本も実施して、それで稼ぐのは何か違う。何かというと、「イベント屋さんになりたかったんだっけ?」ということと、イベントは労働集約型で、単純に疲れちゃうというのと。

そこで「自分は何屋なのか」をもう一度考えた。自分ひとりで悩んで悶々としていたけど、同じステージにいる彼らと、「次は何をやる?」って話していくうちに、マイルストーンが明確になって、タスク化されていく感覚があって。

そしたら、俺はやっぱりイベント屋ではないなと。でも、この価値を広く届けたい。だから、体験という“コト”を、家庭に届けたらいいんじゃないかと思った。


よく分かるなあと思った。この塚越さんのプロセスは、自分らしく働きたい人誰もが通る道だと思う。

私も自分のやりたいこと、やるべきこと、言葉にして、実験して、少しずつ進んでいこう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1995年、沖縄県石垣島生まれ。大学進学のため上京後、休学して岐阜県白川村に移住。 ソーシャル大学、こども劇団、コミュニティスペースの立ち上げ・運営、ローカルマガジンの発行、地域内外でのイベント企画・開催、観光用SNS運用、村役場、農家さん、民宿、飲食店、学童、社協などでのお手伝い、移住定住事業のサポートなどを経験させてもらいました。 2020年、交通事故・入院生活を経て帰島。脳の障害と軽度の身体障害が残り、色々なことがうまくできなくなり、再挑戦・再獲得を積み重ねる日々。脳がうまく働かなくなった今だから、初めて気づけたこと、学べた価値観を大切に、これからも1つずつ積み重ねて生きていきたいです。 踊ること、撮ること、書くことが好き。ヒトを含む動物が好き。肩の力を抜いていこ〜